まさしく五月晴れだった5月4日、
有田陶器市に行ってきました。
今年で116回を迎える有田陶器市は、
佐賀県ではGW期間中の風物詩となっているイベントです。
上有田駅から有田陶器市へ
事前に有田陶器市の情報を調べたところ、
上有田駅から有田駅の間は緩やかな坂になっていて、
イベントが開催されている2.8㎞を歩くには、下り坂になる上有田駅出発が吉!
との情報を複数のメディアから得ていたので、
アドバイスに従って上有田駅で降り立ちました。
駅前からすでに有田陶器市会場です。
駅前から続く「上有田駅前通り」には、高架線をくぐったすぐに
同行した友人のお目当て工房「studio wani」さんの出展ブースがあります。
こちらの作品は恐竜の絵付けが可愛いのです。
ファンシーなお子さま向けの食器だけではなく、
古典柄のものにも恐竜の絵付けがされていて、
思わず頬が緩んでしまう可愛さ。
有田陶器市のメインストリートへ
上有田駅前通りを突き当たると、
左右に広がる通りがいよいよ有田陶器市のメインストリートです。
突き当たったそこはトンバイ通りといい、
解体した登り窯のレンガを利用した塀がある「トンバイ塀」がある場所になります。
その通りを右に行き、左に行きと蛇行歩行しながら一軒々々覗いて散策。
一口に「有田焼」と言っても、窯ごとの特徴が様々で、見ていて目移りしますね。
有田陶器市での私のお目当てはごはん茶碗。
これがいい、あれがいいと言いながら一つずつ手に取って吟味していると、
あっと言う間に時間が過ぎていきます。
有田陶器市でコスパ抜群ランチ 有田名物「ごどうふ」
11時に有田陶器市会場の最寄り駅へ到着して、13時にはまだ1/4あたりの「皿山通り」でびっくりです。
とりあえずお腹が空いたので何か食べたいな、と思ったのですが、
有田陶器市の「ご当地グルメ会場」がある有田町東出張所はまだまだ先…。
どうしようか、と悩んでいたところに「大樽御前」の看板の文字が目に入り迷わず即INしました。
こちらは有田の名物「ごどうふ」がメインのお膳です。
「ごどうふ」と聞くとお豆腐かな、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
お豆腐のようににがりは使っていません。
葛やサツマイモのでんぷんで固めたもので、プルンとした食感がババロアっぽくて、
ご飯のおかずとしてだけではなくスイーツにもなる、行かれた際には是非味わってもらいたい有田グルメです。
こちらがかやくご飯とセットになって500円というコスパ抜群なセットで、一休み。
英気を養って再び有田陶器市のメインストリートに向かいました。
まだまだ先は長い(笑)
有田陶器市 同じ商品でもお店によって価格が違う
有田陶器市会場を見続けて分かったことですが、同じ商品でもお店によって価格が全く違います。
こちらでは800円だったものが、500円、100円と、その差は大きい。
これはじっくり見なければいけません。
最初私たちは、有田陶器市会場(上有田駅から有田駅の間)の距離2.8㎞をナメていて、
2時間くらいで一通り見て、気になったものがあれば上有田まで戻ればいいね、なんて話をしていました。
が、蓋を開けてみれば前述したとおり、2時間で1/4…。
もう戻れない、と踏んだ私たちには底値を見極める事も重要です。
幸い気に入ったものが見つかり、1件目で800円だったものを2件目では300円だったので迷わずGETしました。
母に有田陶器市のお土産で素敵な湯呑茶碗も見つかり、可愛い箸置きもいくつか購入。
ご当地グルメ会場
有田陶器市会場の「皿山通り」から「五区楽通り」へ行くと、「ご当地グルメ会場」では美味しい匂いが漂います。
ステージイベントなども行われていて、お子さんもたくさん楽しんでいるようでした。
有田駅前やきもの散歩道
「五区楽通り」を抜けると「有田駅前やきもの散歩道(通称「ちゃわん王国通り」)」です。
ここはまさしく陶器市に来てる~!という雰囲気の通りで、
終盤で疲れていたのですがワクワクが止まりません。
最終日の前日だったからなのか、割引されている商品もチラホラ。
有田陶器市 古田商店
そうしているうちに、また疲れてきたので一休みしたいなぁと思っていたところ、ちょうどお目当てのお店にたどり着きました。
今回、私の有田陶器市の楽しみのひとつが、「古田商店」さんでした。
こちらはコーヒーなどのドリンクが頂けるのですが、3種類から好みの有田焼のカップが選べ、なんとお持ち帰りができるのです。
ちゃんと包み用の新聞紙と袋が用意されています(セルフですが)。
ここでホッと一休み。
有田陶器市会場も残りはわずかです。
有田駅に近い場所にも市が立ち、心地良いガヤガヤとした雰囲気を最後まで楽しめました。
古田商店
(佐賀県西松浦郡有田町本町丙1058)
有田陶器市 安く買える場所
有田陶器市で安く買える場所について、
私の勝手な印象ですが、有田陶器市の会場である上有田駅と有田駅の、
両駅前のお店はお値段がお高めで、
中心に行くにしたがって価格が下がっているように感じました。
有田陶器市で安く買うなら、駅前ではなく中心あたりで購入するのがおすすめです。
手前で気持ちを逸らせてしまうのは時期尚早なのかもしれせん。
じっくり見比べてじっくり選びましょう。
ただ、じっくり吟味しすぎると、有田陶器市会場(上有田駅~有田駅の間)の距離、2.8㎞はなかなか遠い道のりなので、
そこは思い切りが肝心かもしれませんね(苦笑)。
有田陶器市 服装・持ち物など
有田陶器市の服装や持っていくものについて、
有田陶器市に臨むスタイルとしては、基本店内以外は屋根がないので、
日焼け・熱中症対策は必須かと思います。
ただし、日傘は人ごみに不向きなので、ツバある帽子やストールなどが
他のお客さんに迷惑にならず良いのではないでしょうか。
ペットを連れた方も
わんちゃんを連れた方も多かったですが、
次回開催時に連れて行こうかな、とお考えの方は
公式サイトに注意事項の記載がありますので、よく読まれて参加してください。
観光スポット 陶山神社
有田陶器市の他の立ち寄りスポットとしては、
メインストリートの近くには鳥居が磁気でできている「陶山神社」があります。
狛犬や燈籠も磁器で造られていてとても珍しいので、
有田に行かれた際にはぜひ訪れていただきたいおすすめです。
陶山神社(とうざんじんじゃ)
佐賀県西松浦郡有田町大樽2丁目5-1
有田陶器市 今回の戦利品
・有田焼の湯飲み茶わん
・波佐見焼のごはん茶わん2つ
・箸おき3つ
意気込んでいた自分用のご飯茶わんは、波佐見焼になってしまいましたが(笑)、
とても素敵な物が入手できたのでとても満足なイベントになりました。
また来年も行くぞー!
陶器市まとめ










