2019年11月1日(金)〜5日(火)に栃木県益子町で開催される、関東最大級の陶器市
「第104回益子秋の陶器市」に早速行ってまいりました。
初日の朝、7時30分頃に到着。
まだ開店準備中のブースばかりでしたが、もう会場を歩いている方々もけっこういました。
益子陶器市2019 秋 駐車場の様子
駐車場は、メインストリートの中央あたりに位置するスペースはすでに満車になっているところもあり、
共販センター第2駐車場もほどなくして満車になってしまいました。
幸いにも、里山通りにある小さな駐車場になんとか停めることができて良かったですが、
もう少し遅い到着だと、メインストリートからかなり距離のある駐車場になってしまうところでした。
天気は秋晴れでとても良かったのですが、朝はまだ気温が低くて、少し厚手の上着が必須でした。
ホットコーヒーやほくほくの焼き芋を片手に歩いて方もちらほらいるほどです。
しかし、お昼に近づくにつれて、だんだん気温は上がっていき、半袖になってしまう人もいました。
朝のままの格好だと暑すぎるので、調節できるような服で行く方が快適に過ごせます。
人気作家たちのブースにはすでに長い列が
さて、私は7時30分頃の到着でまだ開店していないブースが多かったですが、
後藤奈々さんや阿部慎太朗さん、豊田雅代さん、よしざわ窯さん、カタル葉さん(旅する花屋さん)などといった人気作家さんたちのブースには、すでに長い列ができていました。
一つ一つのブースはとても小さかったりするので、お客さんが殺到して混乱してしまうのを防ぐため、整理券を配布してくれる作家さんもいらっしゃいます。
お目当ての作家さんがいるなら、情報を事前に詳しく調べておいた方がいいです。
また、会場はとても広く、いろんなスペースがあるので、あらかじめどの広場にどんな作家さんがいるのかも調べておいた方がよいです。
毎年、同じ場所に出店している作家さんもいれば、場所が変わったり、出店を見送っている場合もあるので、有意義に過ごすためには入念なチェックが欠かせません。
かまぐれの丘・遺跡広場テント・路地裏テント
ちなみに、今回訪れた広場ではこんな感じの出店模様でした。
かまぐれの丘MAP(第1会場・第2会場・第3会場)
かまぐれの丘MAP(第1会場・第2会場・第3会場)
遺跡広場テント配置図
路地裏テント
他にもたくさんまわらせていただいたのですが、作家さんの名前と場所が書いていない広場もありました。
どこにいるのかわからない場合もあるのですが、宝探しのようでワクワクします。
探し歩いているうちにも、知らない作家さんの作品を見て、新たな発見があるのもとても楽しいものです。
会場を歩いていると、所々にステキな作品が飾られており、思わず写真を撮ってしまいます。
かまぐれの丘にある、様々な陶器の作品で作られた個性豊かな人型。
KENMOKUテントの近くにはガラスで作られたアーティスティックな作品が。
共販センターにある益子陶器市のシンボル的な大きなたぬき。
待ち合わせなどの目印に便利で、とりあえずみんな写真に収めてしまいます。
益子陶器市の美味しくてオシャレなフード
そして、陶器市でのお楽しみといえば、美味しくてオシャレなフードは欠かせません。
益子陶器市会場では、たくさんのフードブースが出店されていて、あれもこれも食べたいものばかりで、困ってしまいますが、今回私が食べたものはこちらです。
アニキの広場にて、BELL COFFEE ROSTERSのホットカフェラテと生ハーブフランク。
益子の人気アジアン料理「作坊 吃(ゾーファンチィ)」さんが、じゃりん小径の入り口で出されているガパオライス。
本場さながらの味で、とても美味しかったです。
よしざわ窯さんのブースがある、つかもとテント広場にフードトラックで出店されていた宇都宮の人気カレー店「HARRY CURRY(ハリーカリー)」さんの、旨辛坦々スパイスカレー。
おススメの辛口をいただきましたが、あとひく辛さがなんとも美味でした。
古窯いわした広場で出店されている「Pottery&Coffee MOKURI」さんのアフォガード。
コクのあるバニラアイスに、濃厚なエスプレッソコーヒーがオシャレな味を演出しています。
他にも、城内坂交差点で出店されている「OCTOPA(オクトパ)食堂」さんの水餃子や、
城内坂通り中ほどの「チャイ屋ヨギー」さんのカレーなど、オシャレで美味しいフードがたくさんありました。
全部食べられないのが惜しいのですが、また次の陶器市での楽しみになります。
腹ごしらえも終え、再び作品を見て歩いていると、
路地裏テントの近くには作家さんの作品が並べられていたり、オシャレなお店で立ち止まってみたり。
とてもステキな時間を過ごすことができました。
益子陶器市 会場周辺のおしゃれな人気店
gallery&café「starnet」
さらに、陶器市会場から少し離れたところにあるお店にも足を伸ばしました。
まずは、gallery&café「starnet」。
こちらには、益子に由来する陶器をはじめ、益子で作られている無農薬野菜や、良質な生活雑貨などが販売されており、
カフェスペースでは丁寧に作られた食事やスイーツを楽しむことができます。
tonerico トネリコ
starnetさんの目の前にある急な坂を上っていったところにある「tonerico トネリコ」さん。
こちらも素敵な雑貨や陶器などが揃えられていて、益子の中でも名店として知られています。
Natural Bakery 日々舎
「Natural Bakery 日々舎」
こちらは、素材にこだわったベーグルやパン、パウンドケーキ、マフィンなどを揃える小さなお店ですが、遠方から買いに来る方も多い人気店です。
開店は午前11時からですが、開店前にはすでに列ができています。
陶器市期間中は休まずに営業してくださったりしますが、休日を設ける時もあるので、ホームページでの事前チェックは必須です。
仁平古家具店
益子陶芸村の前にある「仁平古家具店」さん。
こちらは、風合い漂うアンティーク家具が置かれていて、とても雰囲気があります。
自家焙煎珈琲イチトニブンイチ
その益子陶芸村にある「自家焙煎珈琲イチトニブンイチ」では、コロンビアの豆を購入しました。
pejite
そして、仁平古家具店さんが営む「pejite」さん。
東京青山にもお店を出されていますが、益子にあるお店は、約60年前に建てられた大谷石の蔵を利用した、とてもお洒落なお店です。
一つ一つ丁寧作られた陶器や、洋服、古家具などが置かれています。
益子陶器市2019 ~秋~ 戦利品
そして、2016年10月にオープンした「道の駅ましこ」にも帰りに寄らせていただきました。
こちらでは、地元野菜や加工品などが販売されています。
今回の陶器市も、とても素敵な作品をたくさん見ることができ、充実した1日になりました。
最後に、今回私が購入させていただいたものを紹介致します。
原 康弘さんのすり鉢と、川尻製陶所さんのすりこ木棒
宮島工芸製作所さんのしゃもじ
櫻井薫さんのお皿
工房とめさんの塩壷と猫の塩壷スプーン
広瀬佳子さんのはし置き
益子陶器市限定オリジナルグッズ、しがみさこさんデザインのマスキングテープ
どれも目移りしてしまうほどの素敵な作品ばかりで、欲しいものがたくさんありました。
次はどんな作品に出会えるのか、今からもう春が来るのが楽しみでしかたありません。
陶器市まとめ










